こくごのじかん

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「せっちゃんはおきゃんでまるで男の子みたい。それにくらべてうちのサブちゃんはねぇ」
で始まる「どろんこ祭り」。
小学校の時の教科書に載っていたこのフレーズがなぜか、ふと記憶から引き出された。

思い出しついでに、さらに記憶を引っ張り出してみる。
「これはレモンのにおいですか」「いえ夏みかんです」
白いぼうし。
モンシロチョウを逃がしてしまったかわりに夏みかんを帽子でかぶせておいたら、
少女がモンシロチョウになって消えていくという、タクシー運転手の不思議な話。

「石うすのうた」や「ゼッケン67」

いくつもある中で、どうしてこれらが私の脳に引っかかっていたのかわからない。

文体から漂う匂いや色や、インパクトのある未知の単語。見知らぬ国の話。

今、世の中昭和ブームだ。
平成に移ってから、昭和は古臭くて暗くて所帯じみたイメージが染みついていたけれど
そんな時を経て、古き良き時代に昇華したのかもしれない。

いい時代に小学生時代を過ごしたと思う。